手首あたりにある白い帯状のものがあります。
これは伸筋支帯というもので、腱の浮き上がりを防止しています。
支帯は屈筋にも存在しますし、足首にもあります。
それだけ手首、足首は腱が浮き上がりやすい構造をしているというわけです。
特に手首の腱は浮き上がりやすく、伸筋支帯だけでは守れずに痛めてしまうことが多いのです。
テーピングやサポーターは、言わばこの支帯を補強する役割をもっています。
ですので、痛みが強くなってからでは悪化しないだけで、痛みを緩和する機能は有していないのです。
テーピングやサポーターをして痛みが緩和するのを待つというのは、初期だけです。
『ちょっと手首に違和感があるなー』といった初期段階でサポーターやテーピングで補強・運動制限をかけてあげることが重要です。
いずれにしろ手首の痛みの治療は簡単です。
少しでも長引いていると感じたら私にご相談ください。
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