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2017/09/07

胸郭出口症候群|過外転症候群(小胸筋症候群)の患者様

女性:肩から腕の痛み・特定の動き(肩関節外転)による痛みとシビレ症状で来院。

首からの影響も考え、病院ではMRIを予定しているところで当院を受診されました。

当院の見解:首からの影響はおそらくない。その場合、病院では頸肩腕症候群か胸郭出口症候群と診断されるだろう。首からの影響でなければ当院の施術でほぼ改善していくとお伝えいたしました。

MRIの結果:首からの影響はなく、当院の見立て通り胸郭出口症候群と診断された。


病院では胸郭出口症候群としか診断されませんでしたが、胸郭出口症候群にも様々なものがあります。

有名なのは斜角筋症候群です。

今回の患者様は『過外転症候群、またの名を小胸筋症候群』だと判断しました。

小胸筋の下を通る腋窩動脈や腕神経叢から分枝する神経を圧迫することで、痛みやシビレを出す疾患です。

ですので治療は小胸筋をメインにしていきます。

既に数回治療をしていますが、初期にあったシートベルトが当たっても痛むという症状は消えています。

今後、少し時間はかかるかもしれませんが、改善していくと考えております。

胸郭出口症候群でお身体がお辛い方は当院にご相談くださいませ。


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