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2017/06/29

梅雨の大敵、自律神経の矛盾

関東も梅雨入りしていますね。

梅雨入りすると医療・美容関係のブログを見ると必ず「自律神経の乱れ」の記事を目にします。

自律神経の記事はいくつもあるのですが、自律神経の矛盾について書いてあるものは知る限りでは無いです。

自律神経は乱れ、交感神経が緊張状態になってしまう・・・・・多くのブログではこんな感じです。

自律神経の乱れはそんな単純なものではありません。

梅雨に入ると身体がだるく重くなるのは、交感神経ではなく副交感神経が優位になることが原因です。

ですが、梅雨=副交感神経ではありません。

雨・曇り=副交感神経です。

ですから、梅雨でも晴れていて、湿度も低ければ自律神経は交感神経に傾き、だる重さは消えます。

梅雨がだるく、体調を崩しやすいのは、仕事モードで本来は交感神経が緊張しなければいけないところに副交感神経が優位になってしまう矛盾が引き起こしているのです。

梅雨の自律神経の矛盾が引き起こすだる重さを解消するのは簡単です。

副交感神経が優位になってしまうことが原因ですので、交感神経に傾くようなことをするのです。

例えば

●朝1時間早く起きてウォーキングをする。

●出勤時、駅までの徒歩スピードを上げる

●エレベーターを使わない

とにかくアクティブな行動をとることが梅雨を元気に乗り越えるコツです。

自律神経失調症も自律神経の乱れが原因ですが、これも多くのブログには交感神経が優位になってしまうという内容のものがほとんどで、これも説明不足です。

自律神経失調症の自律神経については後ほど詳しく書いていきます。

梅雨の過ごし方は少し工夫してみてください。


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