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2017/10/16

大学生から年齢とともに治りが悪くなるのはなぜか(考察)

私は臨床に携わり約8年になります。

運動とストレッチ(柔軟性)の重要性

多くのことを悟りました。とはいえ、まだ33歳ですからこれから悟ることも多いでしょう。

その中の1つをご紹介いたします。

高校生は鍼灸治療の成績がものすごく良いのです。簡単に治ります。

大学生~30代も比較的治りが良いです。

これが40歳を超えるといきなり治りが悪くなっていきます。

40歳以上で治りが早い患者様の特徴は、力仕事をしていたりスポーツをしている人です。

40歳以上で、普段から身体を動かしていない患者様は治りが悪いです。

治りが悪いだけで、しっかりとした計画を立て治療していけばほとんどの症状は治ります。

では、なぜ40代から治りがいきなり悪くなるのか。

それは、筋力の低下と筋肉や腱・靭帯の柔軟性の低下が原因です。

理想は『運動をしていて、さらにケアを意識しストレッチをしっかりしている』です。

運動をしていれば、40歳以上でも治りは良いのですが、柔軟性が低下したまま運動を続けると、鍼灸治療で治してもまた痛めます。

世は空前の運動ブームですから、運動をしている人はかなり多いと思いますが、柔軟性の重要性をきっちり理解し、ケアをしている人はかなり少ないように感じます。

私は学生時代から身体はガチガチでした。最近始めたアクロバット教室で、やはりアクロバットをやるには柔軟性が不可欠だと感じました。

これから1年、2年かけてもいいので、かなりの柔軟性を取り戻すために頑張り始めたところです。

既に1ヶ月になりますが、疲れや日々の動作に明らかな変化が出てきています。

運動してるしストレッチもしてるよ!という人でもストレッチが全くできていないというケースも多いです。

運動、ストレッチ両方重要です。

基本的には運動指導やストレッチ指導は行っておりません。

明らかに必要だと感じる患者様には指導しております。

ご希望の方には簡単にレクチャーいたしますのでお気軽に申し出てくださいませ。


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