当院では、昨年まではパルスをほとんど使うことはありませんでした。
鍼に電気を流すなんてこわい!と思うでしょ。
そんなことはありません。
当院の治療はファシアリリースとトリガーポイント療法を組み合わせた治療になります。
ファシアリリースは重積したファシアの剥離を目的としますが、トリガーポイント療法は認知覚が発現される部位へのアプローチを目的とします。
ふたつは一致することもあればしないこともあります。
ですので、重責したファシアにアプローチする一方で、一致しない場合には認知覚が出る部位を別で探す必要があります。
認知覚はトリガーポイントに鍼が当たった瞬間に引き起こされます。
置鍼中にもずっと認知覚を感じるということは希です(刺激を強烈にすれば別です)
パルスでは通電している間はずっと認知覚を感じることができます。
痛みを脳が認知すればするだけ下降性の疼痛抑制系の神経回路がよく働きます。
ですので、認知覚をより感じてもらい今までよりも痛みの抑制効果を強く出していきたいという考えからパルスの多用に至りました。
また今年もバージョンアップして頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
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